公衆衛生と理学療法

高齢化率40%超えの山間部過疎地で働く公務員理学療法士の日記です。業務のことや、関心のある公衆衛生、健康格差、社会疫学について綴っていきます。

健康格差について興味をもったきっかけ

現在の職場になって、地域に出向く機会が非常に増えました。

そんななか、保健師さんたちと同行して色んな方のお宅へ訪問していくうちに、あることに気づきます。

 

同じ町で、同じような年齢層にもかかわらず、ある人は健康的な生活、またある人は不健康な生活を送っているということです。

 

健康的な生活を送っている方は、外出をし、友人とも定期的に会い、しっかり食事も摂っており、活動的に過ごされています。

かたや不健康な方は、閉じこもりがちで、人とも会わず、食事も偏りがちで、不活発な状態です。

 

今までの職場では、個人での関わりであったため、個人レベルでの健康づくりに関心を向けていました。

しかし地域でのフィールドになると、なぜこのような差が、地域内で生まれてしまうのか、疑問に思うようになりました。

 

そして色々と調べていくうちに、「健康格差」というワードにたどりつきます。

今後この健康格差について気になった内容も、ブログを書いていこうかなと思います。